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​大正から昭和にかけ、摂津市鳥飼地域で盛んに栽培されてきた鳥飼茄子。栽培に多くの水や手間が必要となることから、次第に栽培農家が減り、最後に残った1軒の農家が大切に種を守ってきました。生産農家がわずかに増えた現在でも、市場に十分な量が出回らず、幻の伝統野菜となっています。

ファームの南北には淀川と安威川が流れ、豊富な水資源によって、良質の茄子を育てられる土壌があります。地域の貴重な特産品として、栽培保存につとめ、地域の活性化に貢献していきます。

鳥飼茄子

なにわの伝統野菜

100年以上前から、大阪府で独自に栽培されてきた伝統品種の1つ。

​大阪府摂津市鳥飼地区原産の「鳥飼茄子」を守り続けるため、栽培しています。

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真冬の育苗

栽培の始まりは、大みそかの台木の種まきから。真冬のあいだに接ぎ木をし、大きな実のなる強い木を育てます。

​整枝

​大きければ500グラム以上にもなる鳥飼茄子。何もしなければ、自らの重さで枝を折ってしまう。適切に枝を誘引・整枝することで、木を守り、良質の実を育てます。

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